b-platz press vol.81(10月号)に掲載されました
掲載記事(b-platz press vol.81(10月号)より転載)

以外と知らない中小企業のための資金調達ガイド
企業にとっては選択肢が広がりありがたい限りだが、せっかくのメニューが活かしきれていないケースも多い。単に借り入れるだけでなく、より有利な条件を求める融資の賢い活用が、事業の命運をわけることになる。どうすれば円滑に借り入れができるのか、より条件の良い融資を受けるために取り組んでおくべきことは何か。知っておいて損はない、知らないでは済まされない資金調達のしかた、伝授します。
紹介している内容は・・・
- ・金融マンによる赤裸々覆面対談「こんな社長に、貸したい。借りられたい」
- ・「沖縄・南国料理」という明確な特色で、 好条件の融資獲得に成功
- ・事業計画書をブラッシュアップし、有利な条件の制度融資を利用
- ・専門家が資金調達からその後のフォローアップまで総合的にサポート
大阪産業創造館「金融ネットワーク」- ・融資制度一覧 ・資金調達に役立つ サービス情報
ファルメディコの薬剤師は、処方箋を受け付ける高齢者介護施設に出向き、担当医師とともに入所者の巡回検診に付き添い、医師の指示する処方箋を記録。薬局に戻って必要な薬を調剤し、次回の訪問時に配達、入所者ボックスに1日分ずつ小分けにして納品する。一般の保険調剤のみの薬局では経験できない生の医療現場を体験することで、薬剤師自身が社会的意義を見出し、労働意欲もアップ。だからこそレベルの高い人材が同社に集まり、離職率も下がってきたという。
このビジネスモデルに自信はあったものの、第三者の客観的な評価が欲しいと考えた同氏は、昨年末にIAGベンチャービジネス事業発表会(8P参照)に応募、大阪市ビジネスプラン評価事業でA認定を受け、ファンドより500万円の出資を受けた。「事業計画書を何度も書き直すなかで、いかに自分の計画に曖昧な部分が多かったか思い知らされました。またファンドから出資を受けたことが何より信頼性の担保になったようで、その後、ベンチャーキャピタルからも投資の声が掛かりました。」
高齢化時代で注目されている市場だけに、いずれ大手企業が参入してくるのは目に見えている。「それまでに他社に先駆けて地盤だけはつくっておいて、ノウハウを確立したら、一気に資金を投入して市場を形成したい。大阪市の認定を受けているのは、資金集めにおいて大きなアドバンテージです」。
表紙の人:ファルメディコ株式会社 代表取締役 狹間 研至氏
かつて地域コミュニティに欠かせなかった「まちの薬局」が今、姿を消そうとしている。「医薬分業」という時代の流れを受け、病院そばの処方箋調剤薬局が乱立。現役医師だった狹間氏が、「このままでは日本の医療はゆがんでしまう」という危機感を抱き、家業の薬局を継いで立ち上げたのが、第三世代の薬局をめざすファルメディコだ。
